パラフィン帆布は熱に強い?「anevas」新作ツールバッグ耐熱実験レポート

こんにちは!作業現場で働くみなさんの足元をかっこよくしたい!安全靴通販専門店KOUEIのプロダクトデザイナーMIOMIOです。

先日ご紹介した、今夏発売予定のanevas(アネバス)新作ツールバッグの耐熱実験を行いました!

anevasは当社、晃栄産業のオリジナルツールバッグブランドです。

▼前回の撥水実験の小レポートはこちらから

現場で使うツールバッグですので、コテなどの熱くなる物を入れたり、車に積んだ状態で一旦待機、、なんて状況も考えられますよね。

そこで、パラフィン(ロウ引き)帆布生地がどれくらい耐えられるかを実際に確かめることにしました。

今回の実験では、晃栄産業の関連企業である九州縫製株式会社さんにご協力いただきました。ありがとうございました!

初めはライスター(プラスチックシートを溶着するための産業用ヒーター)を手で持ってもらいながら温度を計測する方法でスタートしました。

が、ライスターが想像以上に重い!調べてみたところ、約1.6kgあるようです。手で持ち続けて温度を安定させるのは無理があったので、急遽、固定台を作ることにしました。

完成した固定台がこちら。

手作り感満載の実験器具の完成です(笑)

こちら、むか〜〜しから工場にある原反(生地のロール)を解く時に使う、手作りの台だそうです。正式名称はわからないらしく、「馬」と呼んでいるのだとか。

この「馬」にライスターをぶら下げて、生地表面の温度が85℃~95℃で保たれる高さに固定しました。この温度は真夏の車内温度より少し高めを想定した設定です。

ここから1時間放置です!15分ごとに各カラーの温度を計りながら、待機します。

結果としては、ライスターの熱で台の鉄部分が熱くなり、そこに直接触れていた生地のパラフィン(ロウ引き)が溶け出してしまいました。 今回は色移りの検証も兼ねて下に生成り(きなり)の帆布を敷いていたのですが、そこにパラフィンワックスが染み移った結果となりました。

調べてみたところ、パラフィン(ロウ)の融点は一般的に48℃〜69℃と言われているそうです。 今回、熱された鉄部分の温度が65℃程度まで上がっていたため、その熱でじわじわと溶け出してしまいました。

大元の生地自体が燃えたり破れたりすることはありませんでしたが、熱い工具をそのまま入れたり、高温環境に長時間置いたりするときは、注意が必要ですね。

今回の実験で、anevas(アネバス)新作ツールバッグのすべてのスペックが出揃いました!絶賛生産中でございます。

これからはプロモーションに向けて準備を進めていきます。がんばります!